≪レビュー≫
原題は、『1.5 Generation』であり、本ドラマの主人公を始めとした“アメリカ移民の子供たち”という意味で使われている。キャッチ・コピーもそのものズバリ、“僕らはどこから来たのだろう?どこへ行けばいいのだろう?”だ。アメリカ移民のこどもたちである1.5世の彼らが、それぞれの出会い、境遇などを通して、アイデンティティーに目覚め、それを追い求めて韓国に戻り、苦悩と葛藤を通して希望を見出していく模様を描いた青春群像劇である。
主人公、チャンウクを演じるのは、10月に公開され大ヒットした『私の頭の中の消しゴム』でも記憶に新しいが、若手ながら成熟した演技が魅力のチョン・ウソン。フットボール選手という彼の個性にあった役柄を、のびのびと演じている。留学生ヘギョンを演じるのは、『美術館の隣の動物園』で主演し、先に結婚、引退した伝説の女優、シム・ウナ。ドラマで魅せる、その透き通った美しさと清楚なイメージでトップスターに躍り出た彼女。本ドラマでの安定感のある演技も好評だった。
今となっては、絶対に観る事ができない、韓流スター二人の演技にうっとりと酔いしれることでしょう。
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