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とても奇妙な作品である。
韓国では一部マニアや評論家には指示をされたが、興行成績は散々だったというのもうなずけるような、奇想天外なストーリーと、徐々に現れてくる狂気。社長を誘拐する場面でのコスチュームを始め、普通のコメディを思わせるシーンが続く導入部。カン社長への拷問も、最初は足の甲に液体湿布薬を塗り込むなど、笑える範囲のものだった拷問が、だんだんとエスカレートしてきて、作品を狂気に満ちた世界へと変えていく。ここであまりにも、嘘っぽかった作品のイメージが、妙にリアリティを持ち始めるのである。そしてそれが観る人を衝撃の結末へとぐいぐいと導いていく!
そして、この作品をこれだけの魅力的な作品に仕上げられたのは、チャン・ジュヌァン監督の腕もさる物ながら、ピョングを熱演したシン・ハギュンの演技力の賜物といっても良いだろう。『JSA』で韓国若手No.1の演技派と絶賛された彼の魅力と実力が画面から溢れだしてくるように感じられる。
シン・ハギュン、この人なくしてこの映画はありえなかっただろう。
そう言わしめるだけの、彼のキレた演技を観るだけでも、この作品を見る価値はある。
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☆韓流シネマ・フェスティバル2005 上映作品
☆第4回全州国際映画祭「野外上映:韓国映画祝祭」部門 招待作品
☆第25回モスクワ国際映画祭コンペ部門 招待作品
☆第7回富川国際ファンタスティック映画祭「富川チョイス」部門 招待作品
☆第4回東京フィルメックス/TOKYO FILMeX 2003「東京フィルメックス・コンペティション」部門 招待作品
☆2003ハワイ国際映画祭「スポットライト・オン・コリア」部門 招待作品
☆第28回トロント国際映画祭Midnight Madness部門 招待作品
☆第21回トリノ国際映画祭Out of Competition部門 招待作品
☆第22回ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭 招待作品
☆第6回ブエノスアイレス国際独立映画祭コンペ部門 招待作品
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☆『殺人の追憶』のポン・ジュノとは、映画アカデミーの同期というチャン・ジュヌァン監督のデビュー作。
☆ペク・ユンシクが1億2千万ウォンのギャラで出演するが、彼はこの映画で丸坊主になったため、ギャラのうち5千万ウォンは落髪手当てだったとか。
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